こんにちは。オールジャパントレーディングです。
いつも当ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
「これ、本当に売れるの?」
そんな風に思っていた古い家財が、思いがけず海を渡り、新しい価値を持って再活用されているとしたら?
いま、海外とくに東南アジアで、“昭和レトロ”と呼ばれる日本のアイテムが静かなブームを迎えています。
本記事では、その人気の背景や具体的なアイテム、そして実際の流通・販売事例をもとに昭和アイテムの海外輸出の可能性についてご紹介します。
目次
なぜ“昭和レトロ”が海外で人気なのか?
昭和時代(1926~1989)に日本で使われていた家具や雑貨類は、
現代の大量生産品にはない「温もり」や「味わい」があります。
そのうえ、日本製ならではの品質や細部の丁寧さは、海外でも高く評価されています。
また、東南アジアでは「日本文化」そのものに対する関心が高く
“昭和レトロ”は「ジャパニーズ・アンティーク」「日本のオールドテイスト」として
新しいライフスタイルや店舗演出に活かされています。
実際の流通・販売例

フィリピンのセカンドハンドショップでは、昭和期の木製収納家具や茶箪笥が
「ジャパニーズ・アンティーク家具」として店頭に並び、家庭用やカフェ用として売れています。タイ・バンコクのマーケットでも、昭和の食器やキッチン雑貨が
「日本のオールドテイスト」として扱われており、
現地の若者の間ではインスタグラム等を通じて人気が広がっています。
こうした流れから、昭和レトロは「日本の文化的価値があるもの」として見直され、
再販・輸出の有望なジャンルとして注目されています。
「古くて使い道がない」と思われがちな品でも、
海外では思わぬかたちで新たな価値を生むことがあるのです。
海外で人気の“昭和レトロ”アイテムとは?

ここでは、特に海外で評価の高いアイテムをご紹介します。
● 木製タンスや茶箪笥
丸みを帯びたデザイン、ガラス扉付きの収納家具などは
「アンティーク調家具」として現地店舗のインテリアに使われています。
● 昭和の照明(ペンダントライト・スタンド)
和ガラスやすりガラスを使った照明器具は、カフェや雑貨店の「雰囲気づくり」にぴったり。
現地でも一定のニーズがあります。
● 昭和の食器・ホーロー製品
花柄のグラス、アルミ鍋、ホーローのポットなどは現地でも日常使いされており
特に「昭和っぽい柄」が好まれます。
● 昔のおもちゃ・フィギュア
懐かしさや独特の色使いが評価され、
店舗ディスプレイや装飾小物として採用されることもあります。
廃棄せずに、海外で新たな命を
家財整理や遺品整理の現場では、「古すぎて売れない」
「使い道がない」と判断されがちな昭和アイテム。
しかし、それはあくまで日本国内の基準にすぎません。
海外では“文化財的価値”や“デザインの個性”が評価され、新たな需要が生まれているのです。
とくに東南アジアでは、こうした一点物のアイテムに独自の魅力を見出し
積極的に活用する動きが進んでいます。
輸出を見据えた“仕分け視点”を
海外輸出を前提とする場合、「捨てる前に、まず見る」ことが大切です。
以下のような視点で仕分けしてみてください。
・デザインや色使いに昭和らしさがあるか
・ガラスや木、ホーローなど素材の良さが出ているか
・珍しい形・柄・機構をしているか
・日本製(Made in Japan)の刻印があるか思わぬ品が、海外では高く評価されることがあります。
ご相談・お問い合わせはこちらから
オールジャパントレーディングでは、日本国内で不要とされた昭和レトロ品、
その他家具や日用品を必要とする海外の現場へつなぐお手伝いをしています。
家財整理・遺品整理の現場で、
「これは捨てるしかないのかな…?」と迷ったときは、ぜひ一度ご相談ください。
あなたの現場から、世界で喜ばれる価値が生まれるかもしれません。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
海や山に行きたくなる季節ですね。
どうぞお身体にお気をつけて、素敵な夏をお過ごしください。